2019年12月07日
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高校2年 献血啓発活動
12月5日のLHR(ロングホームルーム)にて、高校2年生は「献血」について学習しました。
まず、「ありがとうの手紙 from 献血で救われたいのち」を視聴し、現在女優として活動している友寄蓮(ともよせ れん)さんの体験を知りました。
友寄さんは、現在の私たちと同じ高校二年生のとき、「急性リンパ性白血病」を発症し、闘病生活を送ってきました。「周囲から友達がいなくなるのではないか」「自分は生かされているだけなのではないか」と多くの不安を抱えた友寄さんを救ったのは、全国で実施されている献血活動でした。
私たちはこの動画から「献血の大切さ」について学習しました。
次に、現在の国内および県内の献血の状況について学びました。以下は強く印象に残っていることです。
- 少子高齢化により、10~30代の協力者がこの10年間で35%(約98万人)も減少していること。
- 日本国内では、1日あたり約3,000人の患者さんが輸血を受けており、それを支えるには1日で約13,000人の献血の協力が必要であること。
- 埼玉県は特に少子高齢化や医療機関の増床計画学校あり全国で6番目に献血の協力が必要であること。
このように、現在では「献血の活動」には様々な問題があることを学びました。私たちが貢献できることは何か、強く考えさせられました。
献血は、医師や看護師でなくても、わずか約40分で人の命を救うことが出来ます。私たちは他人任せにするのではなく、大切な命を救うためには「一人一人が献血の活動について理解すること」が重要であると考えます。
私たちの大切な人、そして全国の大切な「仲間」のために、ぜひ献血への協力をお願いします。
城北埼玉 生徒会では今後も「献血」についての活動を校内に留まらず、幅広く広めていきます。
埼玉県の献血ルームはこちら(外部サイト:埼玉県赤十字血液センター)から探すことができます。 また、献血のことを知りたい方はこちら(外部サイト:埼玉県赤十字血液センター)をご覧下さい。
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